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概要:[ワシントン 5日 ロイター] - 世界銀行の次期総裁就任が確実となったインド系米国人実業家のアジェイ・バンガ氏は5日、気候変動などの課題に対処するため、世銀の年間融資を約50億ドル拡大するというマル
[ワシントン 5日 ロイター] - 世界銀行の次期総裁就任が確実となったインド系米国人実業家のアジェイ・バンガ氏は5日、気候変動などの課題に対処するため、世銀の年間融資を約50億ドル拡大するというマルパス現総裁の提案を支持し、これを皮切りに改革を進めていくと表明した。米シンクタンク、世界開発センターで語った。
バンガ氏は、50億ドル増額の「次のステップではもう少し、あるいはもっと大幅に増やせるかもしれない。金額にかかわらず、世銀のバランスシートを整える必要がある」と述べた。
世界が2030年と50年の温室効果ガス排出削減目標を達成するには、数兆ドルの資金を要すると説明。各国政府や慈善家、他の多国籍銀行の資金を合わせても足りないため、民間資金を動員する必要があるとした。
バンガ氏は世銀の主な役割として、途上国における気候変動対策投資のリスクを取り除くことで、民間セクターによる「大規模な」投資を可能にすることを挙げた。具体的には世銀がプロジェクトの初期段階で損失を一定額まで負担する「ファーストロス」方式を取り、後日民間セクター投資家にリスクを移管する仕組みが考えられるとした。
世銀が最上級の「トリプルA」格付けを失うことを覚悟して融資額を大幅に増す案についてバンガ氏は、「非常にお粗末なアイデアだ」と一蹴。トリプルAを失えば、低コストで資金を調達して支援に回すことが不可能になると指摘した。
世銀の次期総裁候補は米国が推薦したバンガ氏だけで、5月初めに承認されるとみられている。
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